フレンドの飼育日記(12月分)
日 | 曜 | 天気 | メモ |
1 | 水 | 曇り時々雪 | 体重24.5キロ。区民センターまで散歩。5分くらい外で待たせたがいい子で待っていた。歩道橋もユックリ歩き,フレンドが階段を上り終えた後母さんが上り終えるまで待っていた。えらい。その後マリンちゃん小春ちゃんに公園で会い遊ぶ。夕方陽もダイヤ君と公園で遊ぶ。公園を抜け出し,困った。夜中3時頃フレンドがクンクン鳴くので外にだすとベンベンをした。公園で木を一杯食べたせいらしい。 |
2 | 木 | 曇り時々雪 | 母さんが散歩の途中,黒いラブラドールを散歩させている方に会った。その方のお話。「散歩の途中吠えている犬にあうけれど名前を呼ぶと吠えるのをやめる犬が多いの。」という話に母さんは感動。その方はあちこちで「000ちゃん,おはよう」と声をかけていた。名前を呼ばれるのって誰だってうれしいよね。優が風邪気味で夕方も母さんが友達の家に行った智を迎えに行きながら散歩。4時半でも暗い。冬至の頃には4時でも真っ暗。散歩がつらい時期ですね。 |
3 | 金 | 雪 | 雪が30cmくらい積もって,ベランダからはトイレに出られない。玄関から外に出たが,なかなか気が散ってシーシーしようとしない。陽が,庭でもシーシーできるように40分くらいかかって庭を雪かきしたが,降り続く雪であっという間にそこも埋もれてしまった。陽,「せっかくやったのにい。」午前中,はるみ公園でマリン,小春ちゃんたちと雪の中を走り回って遊ぶ。しかし,吹雪の中母さんの方が寒くなって20分くらいで引き上げた。雪の中でもフレンドは元気,元気。 |
4 | 土 | 晴れ時々雪 | 優が夕方1時間くらい散歩をさせてくれた。小春ちゃん,マリンちゃんと会った。その後,マリンちゃんと一緒に40分以上散歩をした。優がマリンちゃんのリードを持たせてもらったところ,マリンちゃんはあまり引っぱらず,お利口だったとのこと。一方,フレンドはマリンちゃんを引いていた優紀ちゃんに言わせると「フレンドは,名前を呼ぶとちゃんと見るんだね。お利口!」とのこと。どちらも,隣の芝生はよく見えるということだろうか。 |
5 | 日 | 晴れ時々雪 | 午前中陽が散歩。ひとみ,はるみ公園で遊ぶ。「フレンドと一緒のスピードで走れるので,雪の中の公園はいい。それに誰もあるいていない雪の上を行くのは楽しい。冬の散歩も楽しくなってきた。」と陽は行っていた。1時間くらい散歩して陽もフレンドもぐったり。夕方優が散歩。はるみ公園で雪玉を作り,フレンドに投げると追いかけて遊ぶ。優も雪の中の散歩が楽しくなってきたよう。足の先の毛が長くなり,滑るので,陽と父さんが毛を切った。なかなかいやがってやらせてくれないが,父さんの言うことは聞くようだ。 |
6 | 月 | 晴れ時々雪 | 朝母さんが父さんを学校まで送ったら,道路が混んでいて,優陽の登校時間まで間に合わず,智一人になってしまった。智はフレンドがいたので寂しくなかったそう。夕方陽が散歩。ひとみ公園はるみ公園で遊ぶ。ダイヤ君小春ちゃんと一緒になって遊び,1時間以上外にいた。フレンドが噛むので子供用の乗る車がボロボロになり,噛んだかけらも危ないので片付けた。かみたりないせいかソファやカーペットをまたかじるようになってボロボロ。 |
7 | 火 | 吹雪 | 20cm位雪が積もり,地吹雪で前が10m位しか見えなくなる。晴れ間をぬって散歩。はるみ公園で小春ちゃんと遊ぶ。フレンドはじぶんのボールを持っていっても遊ばないのに小春ちゃんのボールは追いかける。新しいものよそのものには興味を持つ。子供と同じ。夕方陽の友達と遊ぶ。雪を食べていた。 |
8 | 水 | 曇り時々雪 | 公園は新雪でフレンドはおなかの下まで雪で埋まる。今日はフレンドのおもちゃを持って行くが小春ちゃんはフレンドのおもちゃをフレンドは小春ちゃんのおもちゃで10分位遊ぶ。昼から智の友達が7人来る。「フレンド君と遊びたい」と言ってボールを投げたり,なでたりする。陽が友達と散歩。公園で,雪玉を投げると,フレンドは口を開けて受けて食べる。食いしん坊フレンド。 |
9 | 木 | 雨 | 今日から7ヶ月。午前中,母さんとトステムビバに。15分くらい外で待ったが,お利口に待っていた。雪道では,他の犬のシーシーの匂いが残るようで,けっこう匂いとりをしていた。あと,雪の中からタバコの吸い殻を見つけて,パクッ。見つけたときは遅かった。この散歩は,1時間20分くらいかかったので,帰宅後はぐっすり眠っていた。この頃,フレンドは何かを口に入れても母さんや父さんと目が合うと,口を動かすのを止めて,知らないふりをするようになった。今日辺りから,お座りの仕方を見ていると,「子犬座り」(後ろ脚を寝せて座る)から,「大人座り」(?)になって来たように感じる。後ろ脚の力が付いてきたせいだろうか。 |
10 | 金 | 雪 | 雪の降りしきる中,母さんと散歩。はるみ公園に行くと,マリンちゃんと小春ちゃんに会って遊ぶ。その後,ダイヤちゃん,ビビアンちゃんと出会って5頭でもう大はしゃぎ。その時,フレンドはマリンちゃんにマウントして腰を振っていた。見ると,ペニスの先が露出していた。マリンちゃんはちょうど生理中だったので,フレンドは刺激されたのかもしれない。去勢の時期が近づいているのかもしれない。体重25.5kg。 |
11 | 土 | 晴れ | 午前中,智が少し散歩に連れていく。ひとみ公園で遊ぶ。ズボズボ埋まるので,片足ずつ進むことができないため,フレンドはジャンプしながら走り回っていた。勢いよく胸まで雪に埋まりながら,元気,元気。夕方からは,父さんも母さんも出かけたので優が散歩もシーシーもエサやりもすべてやってくれた。この日は,おばあちゃんに来てもらってではあるが,夕食から就寝まで子供たちとフレンドはお留守番。おばあちゃんによれば,「フレンドはいい子だったよ。吠えないし,かじりもしなかった。」とのこと。一方,父さんと母さんはそれぞれの会合の後,落ち合って居酒屋で酒盛り(不良夫婦だなあ)。フレンドが来てから,初めてのデートを楽しませてもらった。 |
12 | 日 | 晴れ | 第5回講習会。主に発情期のしつけについて。フレンドもそろそろ時期になった。人間なら中学生くらいだという。同じF体でもフランクはもう脚を上げてシーシーをするようになっているというが,フレンドはまだである。それでも,年内に去勢手術をした方がよいと知らされた。また,来年9月に引き上げる予定だが,犬舎の関係で,7月に一旦引き上げて見極めをし,また1回PWのところに戻すとのことである。講習の後,30分くらい協会の近くを散歩させる。寒かったので,父さんと優で行った。フレンドは,他の犬もいるし,初めての場所のせいか大はしゃぎで,リードをぐいぐいと引っぱろうとする。優が何度も引っぱり返して手が痛くなっているのを見て,長崎先生が「ちょっと貸して。」とリードを持ってくださった。するとフレンドは,すぐにリードをたわめて上手に歩くようになった。父さんが「人を見ているのかな?」と言うと,長崎先生は「人を見るのではなく,私のリードさばきが早いんです。犬との距離が開き始めたらすぐに合図を送るんです。距離が開きすぎてから合図を送ってもダメです。」と教えてくださった。その後,父さんがリードを持って早めに合図を送る(軽く引き戻す)ようにすると,やはりリードをたわめたまま歩くことができた。後半は,辻さんが付き添ってくださったので,優の進路相談(盲導犬協会に勤めたい)にのっていただきながら歩いた。やはり大学卒業が条件とのことだった。「優ちゃんが高校を卒業するのは,あと6年ですね。その頃には,訓練士の需要とかも変わってきていると思いますけれど。」と辻さん。散歩の間,母さんは繁殖犬Wの河井さんやベテランPWの矢内さんにいろいろなことを教えていただいていた。犬嫌いの犬もいることや,メス犬の方がずるいことなど。わざとあんパンのかけらをゴミ箱に入れておいたら,矢内さんが洗濯機のそばにいるのを確かめてからそっと盗み食いに行ったという。そこで,首根っこを押さえてびしりと叱ったら,その後は2度としなかったとのこと。河井さんの家でも,ご主人が「あれ?」と声を出すと,ケンピー君もスーちゃんも,「何もしていません」とフセの状態に入るという。こういう具体的なしつけの話を聞けるのも,とてもためになった。実りの多い一日だった。 |
13 | 月 | 晴れ | この頃,散歩やシーシー,ベンベンで外に出るとき,リードを付けるのを座って待つようになってきた。だいぶわかってきているようだ。外でシーシーをするとき,雪山に上ってしたがる。犬が脚を上げて用を足すのは,少しでも高い位置に自分のマークを残すためと聞いたことがあるが,フレンドにもそうした本能があるのだろうか。夕方,1回吐く。吐いたものを食べていたので,様子を見ていると,やがてまた吐いた。吐いたものを調べると,タバコの吸い殻と魚の骨が見つかった。公園で拾ったのだろうか。その後,夕寝をして起きてきたら,まずまず元気でロープ遊びを要求したりしていたので,少し少な目にエサを与えておいた。去勢手術の日程,27日に決定。 |
14 | 火 | 晴れ | 食欲も戻り,元気いっぱいになった。一安心。今日は,道でいろいろなものを食べないように,舗装道路を通ってサンピアザ方面に散歩。3人の方に声をかけられた。「盲導犬かと思って声をかけていいかどうか迷っていたのですが,声をかけてもいいですか?」と聞かれる。「いいですよ。」と言うと,頭をなでてくれた。フレンドはしっぽふりふりで大喜び。聞くと,その方の家では19才まで犬を飼っていたそうだ。二と通りの多いところに行くと,いろいろな人に声をかけられる。 |
15 | 水 | 晴れ | 午前中,郵便局,トステムと1時間くらい散歩。途中,住宅を工事していたご夫婦に声をかけられ,頭をなでてもらった。そのお役では,ダックスフントとマルチーズの雑種を飼っていらっしゃるという。1度見てみたい犬である。フレンドのことを,しきりに「きれいな犬ですね。」と誉めてもらったので,すっかりうれしくなってしまった親バカな母さんでした。それと,名古屋の森本さんとおっしゃる方からHPを見ました,というメールが来た。森本さんのHP(シャールとグリム,2頭のパピー),とてもステキだ。フレンドのおかげで,いろいろな人との出会いができるなあ。 |
16 | 木 | 曇り時々晴れ | 今日から,成犬用のフード(AVOというブランド名)を加え始めた。今日は2割程度。脂肪分が多いものだという。3日前から,我が家の玄関先にキャットフードらしきものが,置かれるようになった。誰が置いているかわからない。昨夜,夜9時頃父さんが帰宅したときはなかったが,朝7時半頃にはまたあった。近所の野良猫用に誰かが置いているのだろうか。それとも,誰かがフレンドのために?フレンドが食べたら困るので,毎朝片付けているのだが。 |
17 | 金 | 晴れ | 朝は,母さんと智とで3カ所の公園を巡った。智は,雪山を上ったり下りたりして遊んで満足。フレンドも固まった雪の上ではしゃぎ回って満足。ボールーを投げても,目で追うだけで全然追いかけないので,母さんは不満足。公園のコンクリートでできたトンネルのあっちとこっちで母さんと智が「おいで」をすると,フレンドは声のする方へ行く。それが面白かった。フードを代えたのでベンベンがどうか気になっていたが,余り変化はない。 |
18 | 土 | 晴れ | 今まで出窓に上げていた居間のゴミ箱を,床に下ろした。また,台所入口に置いてあった柵も外した。これは,例えばクローゼットの中のエサを,扉が開いていてもあさるようなことがなくなって,かなり聞き分けがよくなってきているので,試しにやってみたのである。今日のところは,ゴミ箱も台所も大丈夫だった。うんとほめてやった。夜,久しぶりに母さんと陽でシャワー。フレンドは大喜び。風呂にも入りたそうな顔をしていたが,父さんの帰宅が遅かったのでまたこの次ね。 |
19 | 日 | 晴れ | フーちゃんのお母さんに教わり,盲導犬協会からいただいた骨の中にパンを入れた。においがあるせいか,よくかじり,ソファやカーペットをあまりかじらなくなった。やはり経験豊富な方のアドバイス。ありがとうございました。父さんがソファに座るとフレンドは良い姿勢になる。期待通り父さんはジャーキーをくれた。盲導犬協会の長崎先生も講習で「これから大人用のフードに代えると太ることが多いです。お母さん方におねがいします。お父さん方がおやつ等上げすぎないようにしてください。」と言っていました。皆同じです。 |
20 | 月 | 晴れ | 運動公園で,ボール遊びをするとフレンドはくわえたまま公園の端から端まで2往復して走り回っていた。これまでは,見向きもしなかったので,一応の成果と言えるかな?ゴミ箱を床に下ろしてから,3日目。ジョアの入れ物とティッシュが入っていると,フレンドはそわそわと落ち着かない。しきりにそばに行ってのぞき込もうとする。母さんが「あれあれ?」と声を出すと,テーブルの下にかくれ,目を合わせないようにする。この頃のフレンドは,胸板が厚くなり,後ろ脚もしっかりしてきて大人座りをすることも多くなってきた。睾丸も大きくなってきており,いよいよ思春期・青年期に入ろうとする感じである。 |
21 | 火 | 晴れ | 父さんが脱いで洗濯用のかごに置いておいた靴下をフレンドはくわえていた。父さんは1回取り上げた後「元に戻しておいで。」とフレンドにもう1度くわえさせて言ったが,フレンドにはわからない。靴下をくわえてうろうろ。結局フレンドをしかって父さんは靴下を片付けた。 |
22 | 水 | 曇り | 今日から智の幼稚園は冬休み。午前中智と母さんで散歩。智は雪山に上りなかなか前に進まない。フレンドは時折智を振り返ってみていた。はるみ公園でフレンドを放しボールを投げるが,フレンドは見向きもしない。木の棒や皮をくわえて走る。智が追いかけると逃げる。マリンちゃんが庭から姿を見せたので,フレンドはマリンちゃんに近づきようやくフレンドをつかまえた。 |
23 | 木 | 晴れ | 今日から,エサのAVO(成犬用)とグロース(子犬用)を半々ずつの割合で与えることにした。朝は陽が散歩。「寒い,寒い。」を連発して早々と帰ってきた。オーバーズボンを履いていかなかったため。日中は,家族がみんな出かけたので,フレンドは留守番。夕方は優が散歩。友達と会って,楽しく行ってきたとのこと。夜,お客さんが来た。フレンドはしっぽをブルンブルンと振りながら,何度もお客さんのところへ。人間大好きに育つのはうれしいのだが,お客さんにはしつこくしないんだよ。いいかい? |
24 | 金 | 晴れ | 札幌市内の小学校は,今日から冬休み。午前中,母さんと智で運動公園まで散歩。公園では,やはりボールには見向きもしないフレンドだった。そして,また木の枝をかじろうとした。これでいいのだろうかと,母さんは少し不安。名古屋の森本さんからメールが届いて,中に「今もベージュの服を着るとシャール(森本さんが育てたパピー。現在は盲導犬。)を思い出す」とあり,来年の今頃は我が家でもそうなるのだろうかと思ったりした。さびしいだろうが,フレンドには,ぜひ盲導犬になって欲しいと思う。 |
25 | 土 | 雪 | 今日から冬休み。久しぶりに20cmくらい雪が積もった。朝9時頃,陽は降りしきる雪の中を散歩。午後は優。(冬休みの間,基本的に午前は陽,午後は優と決めた。)夕方の散歩の時,舞い落ちる雪が街灯の光に照らされて影を落とす。するとフレンドは,その影を追いかけて食べようとする。もちろん食べられないので,不思議そうな顔をする。とてもかわいい。 |
26 | 日 | 晴れ | 朝,珍しく父さんと散歩。川沿いの道を1時間ちょっと。初めてのコースのためか,途中匂いを取ろうとしたり,駆け出そうとしたりもしたが,おおむねリードがたわむよいペースで歩くことができた。他の犬に吠えられても,フレンドは吠えない。しっぽを振って,大きな犬にもどんどん近づいていこうとする。好奇心が旺盛で怖いもの知らず。父さんの性格に似ている?明日は去勢手術なので,食事は夕方5時以降摂ることができない。従ってお昼も少し早め。フレンドは何も知らずに喜んで早めの昼食と夕食を食べた。夜は,マリンちゃんの家にお呼ばれしたので,フレンドを留守番させて家族みんなが出かけてしまった。ちょっとかわいそうな感じ。 |
27 | 月 | 晴れ時々雪 | フレンドの去勢手術の日。朝,ご飯が食べられないフレンドは,そわそわと動き回り,特に父さんの側に来てはきちんとお座りをしたりする。かわいそうだが,しかたない。午後,動物病院へ。父さんが車で運んだのだが,はじめから分かっているとは言え,何だか不憫でたまらない。病院に着くと,フレンドはとても落ち着かず,診察台の上へ乗せると脚を震わせた。4時過ぎに電話でお迎えの時間を知らせるということで父さんは帰宅。4時半頃電話があり,6時に迎えに来てほしいとのことなので,父さんと母さんとで迎えに行く。フレンドは思ったよりも元気。しかし,麻酔をかけたとき,けいれんを起こしたという。また,耳の中や腹部がやや黒いので,アレルギーの怖れがある。今後おやつを控えて様子を見る必要があるとのこと。手術の傷跡が痛々しい。帰りの車中,フレンドはシーシーをしてしまった。点滴を受けていたので我慢できなかったのか,または安心して漏らしてしまったのか。帰宅してからは,傷口をなめていたが,すぐに深い眠りに入った。父さん,母さんはフレンドが不憫で思わず二人でお酒を酌み交わした。 |
28 | 火 | 晴れ | 昨日の疲れからか,ほとんど1日眠っていた。起きると点滴の針を刺すために毛を剃った左前脚をなめたり,睾丸の傷口をなめたりしている。それでも,目覚めると少し元気なのか父さんのところにタオルをくわえて「遊ぼう」と来る。それも少しやるとまた横になる。早く元気になるんだよ。 |
29 | 水 | 晴れ | 今日もフレンドはおとなしめに1日過ごした。時折前脚の毛を剃ったところと,股ぐらをぺろぺろとなめた。しかし,昨日よりはタオルなどを持ってきて「遊ぼう」をする時間は増えたようだ。動物病院の先生から,おやつを控えるように言われているのでエサを使ってイエストレーニングを少しした。しかし,ドッグフードではすぐに飲み込んでしまうので,フレンドも物足りなそう。午前中,義弟が来たが,フレンドはもう大はしゃぎ。少々具合が悪くても,歓待するのは人間大好きに育っているということだろう。 |
30 | 木 | 晴れ | 朝,父さんと散歩。路面がつるつるで父さん2回もこける。フレンドは,その度に父さんの顔をペロペロなめた。野球場に着いたら,10mリードを付けて,しばらく自由に放してやる。久しぶりの広い場所で,フレンドは大喜び。ジャンプしたり父さんと追いかけっこしたり。フレンドを追うとフレンドは逃げる。フレンドから逃げるとフレンドは追いかける。10分もそんな遊びをしていて,父さんはもう汗ぐっしょりで疲れてしまった。でも,本当に楽しい。帰宅したフレンドは,ぐっすりと昼寝。時折「ヒッ,ヒッ」と笑い声の寝言。楽しい夢を見ているのかな? |
31 | 金 | 晴れ | 大掃除していたら,いちいちフレンドはのぞきに来る。蛍光管を代えていたらじっと見上げていた。もうフレンドがかじらないだろうということで,居間のパソコンをデスクの下に戻した。ついでにケースを開けて中の綿ぼこりも払っていると,フレンドは小首を傾げて見ている。「これが,CPU,これはHDDだぞ。」と父さんが説明すると,不思議そうな顔をしていた。母さんが栗きんとんをつくるのに,さつまいもの裏ごしをしていると,またそばに行ってじっとみている。フレンドと一緒の年の暮れ。幸せな年の暮れ。 |